リフォームと新築はどちらが良い?

リフォームと新築はどちらが良い?メリットなどと合わせて解説
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新築とリフォームについて

 

新築とリフォーム

 

戸建住宅やマンションに長い間住んでいると、壁や床、キッチン、トイレ、外壁、屋根などの様々な箇所が劣化してしまいます。
そのような時の対応方法として考えられるのは、リフォームを行うか、思い切って新築にするかの2つの方法です。

 

今回は、この2つの方法の内、一体どちらを選べばお得なのか解説します。
また、工事の流れ、工期、税金の違いやそれぞれのメリット・デメリットなどもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

新築とリフォームの違いを様々な点で比較

 

それでは始めに新築とリフォームの違いについて、様々な点で比較しながら解説していきます。
今回比較するのは、以下の5点についてです。

 

1.工事の流れ
2.税金
3.保証・保険
4.リフォーム工事や新築購入の費用・値段
5.ローン

 

上記の点における新築とリフォームの違いを知る事は、どちらを選ぶかの判断をするために重要です。
現在、新築とリフォームとで悩んでいる方は、ここでそれぞれの違いについてしっかりと理解しておきましょう。

 

工事の流れ

 

新築とリフォームの工事の流れにおける違いについて見ていきます。
まず新築の工事は、以下のような流れです。

 

1.プランニング
2.仮住まいへ引っ越し
3.建物を解体
4.新築工事に着工
5.竣工、そして引き渡し
6.新築へ引っ越し

 

ちなみに、この新築時の工期については、木造2階建であれば3ヶ月前後、鉄骨造2階建であれば5ヶ月前後が目安だと言えるでしょう。
一方でリフォームの工事は、以下のような流れです。

 

1.プランニング
2.必要なら仮住まいへ引っ越し
3.基礎の躯体を残したまま、建物を解体
4.必要な場合、補強工事を行う
5.リフォーム工事に着工
6.竣工、そして引き渡し
7.仮住まいから建物へ引っ越し

 

そして、このリフォームをする時の工期は建物の一部のみのリフォームであれば、1ヶ月前後で済む事もあります。
しかし、大規模なリフォーム工事であれば、工期の長さの平均は3から5ヶ月ほどで新築とあまり変わりはありません。

 

税金

 

新築とリフォームとの税金の違いについて見ていきましょう。
基本的に、新築と大規模なリフォームとでは、税金の計算方法や減税制度などに大きな違いがあります。

 

例えば、固定資産税。
新築にした場合の固定資産税には、減税措置があります。

 

具体的には一戸建ては新築にしてから3年、マンションでは5年の間、固定資産税が50%で済むのです。
一方、リフォームの場合、一般的な木造建では20年から25年ほどで評価額が最高で20%下がり、固定資産税も下がります。

 

しかし、床面積が変わるような大規模なリフォームをすると建物の評価額が上がり、その結果固定資産税も上がってしまう事もあるのです。
ただし、例外としてバリアフリーなどの特別な要件を満たせば、リフォームでも減税を受けられる事もあります。

 

ちなみに、上記以外にも新築の場合には、登録免許税や都市計画税など、別で支払うべき税金が発生する違いもあるので注意してください。

 

保証・保険

 

新築とリフォームにおける保証や、保険の違いについて見ていきましょう。
一般的に新築住宅においては、新築工事をする業者が保険をかける事が法律によって義務付けられています。

 

そのため、新築を建ててから、何かしらの欠陥が見つかったとしても、その欠陥に対する工事費用の保証を受ける事が出来ます。
ちなみに、新築後10年の間であれば、業者が倒産などをしてしまっていたとしても、瑕疵担保責任法人が代わりに負担してくれるので安心です。

 

一方で、大規模なリフォームの場合には、法律などによる保険や保証の義務は現時点ではありません。
しかし、現在では5つの法人が取り扱っているリフォーム瑕疵保険があります。

 

この保険では、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」における欠損が保険の対象です。
加入は任意ですので、必要だと考える方はリフォーム瑕疵保険に加盟している業者に工事を依頼すると良いでしょう。

 

費用・値段

 

新築とリフォームにおける費用・値段の違いについて見ていきます。
まず、新築への建て替えの費用については、内容にもよりますが、大体1,000万円から4,000万円前後必要なケースが多いと言えます。

 

ちなみに、2016年度の調査では、1平方メートルあたり25.5万円が平均値として算出されています。
こちらも1つの目安として参考にすると良いでしょう。

 

一方で、大規模なリフォームの費用については、大体300万円から2,000万円ほど必要なケースが多いのです。
1平方メートルあたりの単価は、15万円から25万円前後と言われているので、こちらも新築同様に1つの目安としてください。

 

ローン

 

新築とリフォームにおけるローンの違いについて見ていきましょう。
まずは、新築にする時のローンについてです。

 

一般的に既存の建物を解体し、建て替える場合でも審査さえ通れば、住宅ローンを利用する事が出来ます。
一方でリフォームの場合にも、いわゆるリフォームローンなどの利用が可能です。

 

しかし、リフォームローンは住宅ローンよりも上限が低く、500万円以下が基本とされています。
そのため、大掛かりなフルリフォームなどを行う場合には、比較的大きな自己資金が必要なので注意してください。

 

リフォームと新築のそれぞれのメリット・デメリット

 

>リフォームと新築のそれぞれのメリット・デメリット

 

ここまでは、リフォームと新築の工事の内容や費用の違いについて解説していきました。
そして、ここからはリフォームと新築のそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介していきます。

 

大規模なリフォームを行うメリットや新築に建て替えるメリットなども、どちらにするか決定する際には重要な情報です。
現在、リフォームと新築のどちらが合っているか、正しい判断をするためにも、両方のメリットとデメリットについて、ここでしっかりと確認しておきましょう。

 

リフォーム

 

新築への建て替えではなく、リフォームを行うメリットとデメリットについて見ていきましょう。
新築ではなく、リフォームを行うメリットは、主に3つ挙げられます。

 

1つ目は必要な箇所のみの改修で済むため、全てを変える新築よりもコストを抑えられる事です。
2つ目は基礎の躯体はそのままのため、工期も新築にするより短くて済む場合が多い事。

 

そして、残る3つ目は周りの環境状況を理解した上で、その環境に合ったリフォームが出来る事です。

 

一方でデメリットは2つ挙げられます。
1つ目は、基礎の躯体はそのまま残すため、劣化していた場合、割高な工事費用になるケースがある事。

 

そして、2つ目は構造を1から作るわけではないため、間取りの設計の幅が限られている事です。
このようなメリットやデメリットがある事を考えると、最低限の工事や工期で済ませたい方などにはリフォームが向いていると言えるでしょう。

 

新築

 

新築への建て替え、もしくは新築の購入をするメリットとデメリットについて見ていきましょう。
まずメリットについては3つ挙げられます。

 

1つ目は建物を更地の状態から作るため、自分の理想の間取りの建物を作れる事です。
2つ目は構造部分も新品のため、耐震性や耐久性などに不安を持つ必要がない事。

 

そして、3つ目はリフォームよりも大きな額のローンを組みやすい事です。
一方で、デメリットは2つ挙げられます。

 

1つ目は、全体で必要なコストがリフォームと比べて高い傾向にある事。
そして、2つ目は新しい土地の新築を購入する場合、周りがどのような環境なのか実際に生活しない限り分からない事です。

 

このようなメリットとデメリットがある事を考えると、間取りの自由度や大きな額のローンを重視している場合には新築が向いていると言えるでしょう。

 

リフォームと新築はどっちがお得?

 

リフォームと新築はどっちがお得

 

リフォームと新築とでは、どっちがお得なのか解説していきましょう。
既に解説した通り、数字だけで見れば全体的なコストではリフォームよりも新築の方がお得な傾向にあります。

 

しかし、状況によっては新築よりも、リフォームを行った方がお得な人もいるのです。
これから、具体的にどのような人がリフォームを行ったほうがお得なのか、もしくは新築の方がお得なのか解説します。

 

どちらに当てはまるかチェックしてみてください。

 

リフォームがお得な人

 

新築ではなく、リフォームを行った方がお得な人について解説しましょう。
リフォームがお得だと言える人は実施したいリフォームが少なく、総額が新築への建て替えや購入よりも少ない人です。

 

このようなタイプの人が無理に新築にすると無駄な費用が発生するので、リフォームで済ませた方がお得だと言えます。
ちなみに、新築を購入したい、新築に建て替える総額の70%以下というのが1つの目安です。

 

ですので、リフォームの総額が新築70%以下で収まるようなら、リフォームを検討してみると良いでしょう。

 

新築がお得な人

 

リフォームより新築がお得だと言える人は、リフォーム費用が相場を超えるような高額になってしまう人です。
例えば、基礎の躯体の劣化が激しい場合、通常のリフォームに加えて補強工事を行わなければいけません。

 

そうなると、リフォーム工事が高額になってしまい、結局新築にした方がお得な費用で済む事があるのです。
ですので、建物の老朽化が進んでおり、工事費用がかさむ場合などには新築を選んだ方が良いと言えるでしょう。

 

リフォームや新築の依頼先

 

リフォームや新築の依頼先

 

リフォーム工事や新築の建て替え工事などの一般的な依頼先は主に以下の3つに分けられます。

 

依頼先1. ハウスメーカー
依頼先2. 工務店
依頼先3. 建築家

 

これらの依頼先には、それぞれメリットやデメリットがあります。
これからそのメリットなどについて1つずつ詳しく解説するので、依頼先をどこにするか決める際の参考にしてください。

 

ハウスメーカー

 

ハウスメーカーとは、テレビCMなどで見る日本国内の広い範囲で展開している住宅建設会社の事を指します。
このハウスメーカーは大手である事が多いため、その大手だからこその安心感が大きな強みです。

 

また、大量仕入れなどが出来るため、ユニットバスやシステムキッチンなどのコストを抑える事が出来る強みもあります。
しかし、工事自体はその他の工務店などに外注しており、その外注費がコストとしてかさむため、新築でもリフォームでも全体の費用が高くなる事が多いのです。

 

そして、それこそがハウスメーカーの欠点でもあります。

 

工務店

 

工務店は簡単に言えば、新築やリフォーム工事を行う職人をまとめている会社の事です。
この工務店は自分達で工事を受注するだけでなく、ハウスメーカーやこの後に解説する建築家などからも工事の依頼を受けるケースもよくあります。

 

この工務店はハウスメーカーなどとは違って、外注費がないため総合的な費用は大きく抑えられるのが最大のメリットです。
一方で、工事の技術や経験は工務店ごとに大きな差があるため、実際に工事を依頼する工務店を探すのに時間が掛かるデメリットがあります。

 

建築家

 

建築家は、現在保有している土地や施工主の予算などを踏まえた上で、リフォームの内容や依頼先の工務店の選択を行う人の事です。
建築家に新築工事やリフォーム工事を依頼すると、今説明したように予算を組むような初期段階からアドバイスをもらいながら工事を進めていく事が出来ます。

 

しかし、工事の費用に加えて、建築家に対しての報酬を追加で支払う必要があるのです。
この報酬については、一般的に建築費用の10%前後が相場なので参考にしてください。

 

リフォームと新築のまとめ

 

リフォームと新築のまとめ

 

今回解説してきましたように、大規模なリフォームと新築とでは、工事の流れやメリット・デメリット、費用などに大きな違いがあります。
そして、人によってはリフォームをした方がお得な事もあれば、反対に新築にした方がお得にな事もあるのです。

 

また、最後にご紹介しましたが、リフォーム工事や新築工事はハウスメーカーや工務店、建築家など様々なところから依頼先を選ぶ事が出来ます。
しかし、いずれの依頼先であっても、複数業者の見積もりを比較する事を忘れてはいけません。

 

なぜなら、複数の見積もりを取って、初めてそのリフォームの適正費用がわかるからです。
ですので、新築・リフォームに関わらず、依頼先を決定する時は必ず相見積もりで比較するようにしましょう。

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